森林セラピーとは

森が持つ癒し効果のこと

森林セラピーとは、科学的根拠をもとに裏付けされた「森林浴効果」のこと。
森を楽しみながら、こころと身体の健康維持・増進、病気の予防を行おうという試みです。

森に足を踏み入れると、一面に緑が覆い、木々や土が香り、森に息づくいのちや力を感じることができます。
そして、その力は私たちを癒し、リラックスさせてくれます。
森林の持つこれらの効果は、「森林浴」として親しまれてきました。
しかし、その効果については感覚的に語られてきたにすぎず、この森林浴の癒し効果の科学的効果をもとに、森を心と身体の健康づくりに活かそうという試みが 「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」誕生のきっかけです。

津市美杉町は全体の9割を森林が占め、東海地方初の「森林セラピー基地」として認定されました。

森林セラピーの効果

1

ストレスホルモン
が減少する

2

副交感神経活動が
高まる

3

交感神経活動が
抑制される

4

収縮期・拡張期
血圧、脈拍数が
低下する

5

心理的に
緊張が緩和し
活気が増す

6

森林浴により
NK活性が高まり
免疫能が上がる

7

森林浴により
抗がんタンパク質
が増加する

8

緊張、抑うつ、怒り、疲労、混乱などのストレス状態の改善

9

活気、活力の
意欲、エネルギー
の回復

10

「身体の痛み」等の自覚症状の改善

11

「全体的健康」「心の健康」等の気分の改善

12

最高血圧・最低血圧の低下、脈拍の減少等の自律神経系の改善

13

運動による体質
改善とリハビリテーション効果

森林を歩くことでこころがリラックスすることが証明されています。

三重県津市「健康の郷・美杉~都市近郊の癒し空間~」フィールド生理・心理効果

三重県津市「健康の郷・美杉~都市近郊の癒し空間~」フィールド生理・心理効果

森林浴で交感神経活動が抑制

上図はストレスの指標である交感神経活動LF/(LF+HF)の変化を示す。
歩行中の森林部において交感神経活動が、都市部よりも有意に低くなっていた。森林部は都市部と比較して交感神経活動が抑制されており、ストレス緩和効果が認められた。

森林部と都市部におけるPOMSによる心理的変化

森林浴で副交感神経活動が活性化

下図はリラックスの指標である、副交感神経活動(HF)の変化を示す。
歩行中において副交感神経活動が活発になり、リラックスした。

森林部と都市部における自律神経活動(心拍のゆらぎ計測による)の変化

森林浴で心理的にリラックス

森林浴歩行後は、森林は都市と比較して「緊張-不安」「怒り-敵意」「疲労」「混乱」の気分が緩和され、「活気」の気分が増幅することが分かった。

森林部と都市部におけるコルチゾール(ストレスホルモン)の変化

森林浴でストレスが低下

コルチゾール濃度はストレスの指標となる。座観後において、森林部でのコルチゾール濃度が都市部よりも有意に低く、森林部においてはストレス状態が緩和されることが示された。

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